尾道の薬業界の歴史は古く、天満屋薬局は天正元年(1573年)の創業とされ、慶応3年長州軍が討幕のため尾道に上陸した折り、火薬・薬品・衛生材料などを供与したとされています。また、幕末には西郷隆盛が買い付けに来たとの記録が残っています。明治7年、医制公布時には15代野田喜兵衛、他2名が発起人となり「尾道薬業界」が設立されました。
尾道薬剤師会年表
明治 7年 | 医制公布「尾道薬業界」設立 |
昭和 7年 | 薬局、薬種商合同で薬業共同組合として発足 |
昭和34年 | 尾道薬剤師会として分離、独立する |
昭和54年 | 尾道地区で院外処方せんの応需の始まり |
平成 7年 | 公立みつぎ総合病院の院外処方せん応需 |
平成 9年 | 尾道薬剤師会医薬分業支援センター薬局設立 尾道市立救急診療所 処方せん応需(土・日・祝日) |
平成11年 | 尾道市介護認定審査会委員参加 |
平成14年 | JA尾道総合病院院外処方せん応需 会員薬局間での医薬品小分け分譲制度開始 |
平成18年 | 尾道薬剤師会医薬分業支援センター薬局閉局 |
平成19年 | 尾道薬剤師会事務所開設(天満町) |
平成20年 | 在宅支援講習会開始 |
平成21年 | 薬薬連携モデル事業参加 JA尾道総合病院、尾道市立市民病院、退院時共同指導参加開始 尾三地区緩和ケア薬学研究会開始(病院薬剤師共同) JA尾道総合病院薬剤師と「癌薬物療法患者情報の共有」による薬薬連携開始 |
平成22年 | 6年制薬学生実務実習受入開始 |
平成23年 | 公立みつぎ総合病院退院時共同指導参加 尾道市立市民病院院外処方せん応需 尾道地域医療介護連携事業(天かける)参加 |
平成24年 | 県特区事業「テレビ電話による遠隔服薬指導」参加 |
平成26年 | 一般社団法人尾道薬剤師会設立 尾道市立夜間救急診療所調剤業務受託 |
令和元年 | 尾道学校薬剤師会を一般社団法人尾道薬剤師会に統合 |
尾道薬剤師会歴代会長(敬称略)
昭和 7年 | 平山 兵吉 |
昭和15年 | 野田 醇吉 |
昭和20年 | 田邊 博 |
昭和22年 | 小川 覚三 |
昭和30年 | 辻本 竹次郎 |
昭和34年 | 竹田 完治 |
昭和51年 | 島居 完 |
平成 2年 | 吉岡 恒雄 |
平成 4年 | 漆原 清 |
平成 7年 | 工藤 重子 |
平成14年 | 安藤 嘉巳 |
平成18年 | 田邊 ナオ |
一般社団法人尾道薬剤師会歴代会長(敬称略)
平成26年 | 田邊 ナオ |
平成29年 | 安保 圭介 |
令和 5年 | 友滝 恵子 |